札幌市児童会館・ミニ児童会館ブログ

天使大学の学生ボランティアEfyさんと一緒に準備してきた「エトピオレストラン」が、いよいよ本番を迎えました。Efyさんから飲食店のアルバイトのお話を聞いて参考にし、いつもとは違う気持ちで活動をします。

自分たちで食べる分と、お客さんの分を合わせて約５０人分を作ることになりました。ボウルに山盛りのピーマンやトマト、オクラに最初は驚きましたが、しっかりと下ごしらえに向き合いました。トマトは一つずつ皮をむき、レタスは一枚ずつ水気を取って、オクラは破裂しないように一本ずつ穴をあけ、ピーマンは片栗粉をまぶして、美味しくなるように丁寧に作業をします。作業が進むにつれて、使った道具を洗うなどお仕事を見つけたり、次にやることを確認して指示を出し合ったりと、時間を見ながら間に合うように作業を進めました。

できた料理は、みんなで盛り付けて席に着き試食をします。「うん、いいんじゃない」「おいしい」と目が輝きます。JAさんから頂いた道産米も美味しく炊けていました。試食の後、実際にお客さんの分も盛り付けようと声をかけられると、一度体験した作業だったこともあり、「誰かご飯もりつけて」「このテーブルにあるもの運ぶよ」と声を掛け合いスムーズに整えることができました。

おうちの人や畑作業でお世話になったJAのみなさん、天使大学の職員さんがお客さんになって来てくれて、エトピオレストランの開店です。自分のおうちの人を案内するのは少し照れ臭い顔をしていましたが、きちんとメニューも説明したり、お水をそっと運んだりと、本物のレストランのようにおもてなしをすることができました。最後には大きな拍手をもらって大満足でした。